今まで、ターミナル上でサーバをカラフルにモニタリングするようなツールを紹介してきたが、今回のは一味違う!
点字フォントを用いる事で、ターミナル上に世界地図や折れ線グラフ、棒グラフなどを表示させ、モニタリング出来るダッシュボード機能を持つ、その名も『Blessid-Contrib』!
Javascriptで出来ており、実際に利用する場合はカスタマイズが必要にはなるが、非常にかっこいい。。。とりあえず起動させておいて、ただ眺めるだけというのもいいかもしれない。
幸い、このプログラムにはサンプルが付属されているので、今回はインストール後、そのサンプルを起動させてみることにする。
1.インストール
まずはインストールから。
事前に、git、npm、nodejs-legacyが必要になるので、インストールしておく。
Debian/Ubuntuの場合
apt-get install git npm nodejs-legacy
RHEL系の場合
yum install git nodejs npm --enablerepo=epe
その後、以下のコマンドを実行する。
git clone https://github.com/yaronn/blessed-contrib.git
cd blessed-contrib
npm install
2.コマンドの実行
さて、それでは実際にサンプルプログラムを実行してみよう。
なお、実行の際はLinuxもしくはMacのターミナルから実行することをおすすめする。Windowsのターミナルソフトの場合、点字フォントが含まれていないためか全て「?」で表示されてしまい、相当残念な見た目になってしまう。
node ./examples/dashboard.js
上のgifを見てもらえればわかると思うが、ターミナル上にちゃんと世界地図やグラフが描画され、正常に動作していることが確認出来る。
実運用で利用するには、Javascriptを別途作成する必要があるだろう。
…それにしてもかっこいい。こういうのを待っていたんだよ…!