Firewallに特化したOS「Untangle」をインストールする

今回は、「Untangle」というLinuxベースのファイアウォール用OSをインストールしてみる。
比較的軽量、かつWebコンソール経由での管理・運用ができるのが特徴らしい。こちらにデモもあるので、最初に触ってみると良いだろう。

なお、実際にファイアウォールのポリシー等を設定する場合、Untangle.comへのアカウント登録(無料)が必要になる。

1.インストール

まず、こちらからISOファイルをダウンロードしておく。
その後、ISOファイルをそのまま使うなり、ディスクに焼くなりしてインストールできる状態にしておく。

で、そのままインストール対象のマシンに入れてブート。
今回は「Graphical Install」でインストールをすすめる。

あとは、そのまま該当する選択肢を選んでいくだけだ。

これでインストールが完了した。

2.初期設定

次に初期設定を行う。
インストーラーでそのまま次に進むと再起動されてブラウザで設定画面を自動的に表示させるので、そこから初期設定が行える。

これでインストール後の初期設定が完了した。
あとは、先ほど設定した内側のインターフェイスにブラウザからアクセスすれば良い。

3.Webコンソールに接続する

先ほど設定したIPアドレスに、実際にWebブラウザからアクセスしてみよう。

ログイン直後の画面。
Untangleのアカウントがないと何もできないこともあって、即座にアカウントを要求してくる。

Dashboard画面。
同じFirewall用OSであるpfSenseに比べると比較的きれいな見た目だ。

ポリシーなどを定義する場合は、Appsから設定する。

結構悪くないと思う。
インストーラーでテキストインストールを用いればAPU1Dとかにもインストールできるだろうし、pfSenseと比較して使いやすい方を選択すると良いだろう。

ただまぁ、アカウントないとダメってのはちょっと面倒かも…