Proxmox VE 3.1で複数ノードを管理してみた
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ここしばらくProxmoxについて調べているんだけど、どうやらこいつはHA構成をしてやる事で同一クラスタのノードを各管理画面で同時に管理出来るようだ。vCenterみたいな感じ?

ちょっと試してみる事にした。

なお、このHA構成を行うには使用しているルーター(もしくはスイッチ)がIPマルチキャストに対応している必要がある。非対応ルータでコマンドを実行した場合、クラスタへのノード追加ができずにエラーになった挙句にクラスタの設定ファイルはおろか、フォルダ自体が消えるというカオスな事象が発生する。

家庭用ルータは基本的にIPマルチキャストに非対応であることから、注意が必要!
使用するのはProxmox VE 3.1。

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作業はProxmox Wikiの記述を元に行っていく。
Proxmoxのクラスタの考え方はマスタ⇔メンバー関係となるため、マスタ側(ホスト名は「proxmox」。ここではIPアドレス192.168.0.190)とメンバー側(ホスト名は「proxmox2」。ここではIPアドレス192.168.0.195)とでクラスタ設定を作成し、メンバー側でクラスタに参加するようなイメージとなる。

 

 

1.クラスタ側の処理

以下のコマンドをマスタ側で実行し、クラスタ設定を作成する。ここでは、クラスタ名を「ProxmoxCluster」としている。


pvecm create ProxmoxCluster

 

実行した結果を確認するのは以下。

pvecm status

 

上記コマンドを実行した結果、Proxmoxの管理画面でHAタブが表示可能となる。

 

2.メンバー側の処理

メンバー側では、クラスタマスタのIPアドレスを指定することでクラスタに参加するような処理が行われる。この時、ネットワークがIPマルチキャスト非対応の場合、処理に問題が発生してクラスタの設定ファイルが削除されるので、注意!

一応、公式フォーラム上でVE 2の頃における対処方法(メンバ側でコマンド実行前に「echo 0 > /proc/sys/net/ipv4/icmp_echo_ignore_broadcasts」を実行し、IPマルチキャストを無効化する)があったが、検証した結果休日を半日潰して成果無しだったため別の方法を調べないとわからない…

なお、家にあったCiscoのルータでネットワークを作ったところ動作確認が取れたため、IPマルチキャスト対応ルータを使用している前提で話を進める。

pvecm add 192.168.0.190
実行すると、成功の場合は以下のようなメッセージが流れていく。

 

 

実行した後の管理画面が以下。
まずはマスタ側(proxmox)から。

 

 

ノード「proxmox2」が追加されている事が確認出来る。

次にメンバー側(proxmox2)。

 

 

マスタのノードが確認出来る。

とりあえず家庭用ルータでの確認は出来なかったが、実装手順・問題点は確認出来た。
ただ、IPマルチキャスト対応環境以外でも実行したい(vCenter Serverは可能)なので、方法は探してみないとな~

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Written by blacknon

インフラ系のSE。一時期はプログラマ。 仮想化とオープンソースに興味あり。一日中寝てたい今日このごろ。 スペインとかで働きたいなぁ…(シエスタがあるので)

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