Proxmoxでの仮想マシンマイグレーション
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仮想マシンのクラスタ構成がうまく行ったので、仮想マシンのクラスタでおなじみ、仮想マシンのマイグレーションを行ってみた。

で、ここでESXiとの決定的な相違点を一つ。

Storage Migrationは出来ない
(厳密には同ノードに搭載されているStorageにはMigration可能)

異なるノード間でのストレージマイグレーションが出来ないとな…
つまりクラスタを行うノードとは別に、ストレージ機器が無いと仮想マシンのマイグレーションは出来ない。機能的に制限がかかるわけではなく、単に仮想マシンの構成ファイルだけ移動して、ディスクイメージは元のサーバに放置という…
自宅でやるにはちょっとハードルが高い…

一応、対処方法としてCIFSマウントをさせたフォルダを各マシンでマウントすることで対応出来そうだが、クラスタメンバが増えると管理が大変になるし、見た目的にもちょっと…となるとiSCSI接続でストレージを見せるかな?

さすがにストレージ機器は存在しないので、その辺の適当なマシンにiSCSIターゲットを入れて各Proxmoxにマウントさせて検証してみた。ProxmoxでのiSCSIターゲットのマウント手法についてはこちらを参照。

まぁ、10GB接続環境なんて無いので、1GBでのネットワークのためディスクアクセス速度は遅くなるかもだけど…

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FC接続?何それ?おいしいの?
そんなもん一般のご家庭にあるわけ無いだろ!(怒)

Proxmox110のiSCSIフォルダ

Proxmox120のiSCSIフォルダ

すでにiSCSIターゲットに仮想マシンイメージを移動済みの状態。
ここからマイグレーションをしてみる。

なお、ここで注意したいのがISOファイルのマウント状態。
もしローカルに存在しているストレージ機器に保存しているISOファイルをマウントしていると、マイグレーションは成功するがライブマイグレーションは失敗する。
また、マイグレーションも起動前にISOのマウントを解除する必要がある。

マイグレーション

まずは仮想マシンを停止した状態で、Proxmox110 ⇛ Proxmox120へマイグレーションを行ってみる。

マイグレーションを行いたい仮想マシンを右クリックして、「マイグレート」をクリックする。

マイグレート先のノードを選択し、「Migrate」をクリックする。

マイグレーションのログが表示されていく。
「TASK OK」と表示されればマイグレーション完了。

移動した仮想マシンを起動させて…

無事、起動することを確認した。

ライブマイグレーション

次に、この仮想マシンの電源を入れたままProxmox110へライブマイグレーションを行ってみる。

再度仮想マシンを右クリックして「マイグレート」をクリック。

マイグレート先のノードを選択し、「Online」にチェックが入っている事を確認して「Migrate」をクリックする。

ライブマイグレーションのログが表示されていく。
最後に「TASK OK」と表示されることを確認する。

起動したままでマイグレーション出来た事が確認できた。
なお、マイグレートを行うとコンソールを仮想マシンの選択から開き直す必要があるので注意。

うーん…少し贅沢だけど、ストレージマイグレーションも使えるようにしてくれると嬉しいなぁ…
ストレージなんてそこらに無いんだし。

まぁ、今回のProxmoxシステム領域はUSBにインストールされているので、各マシンのローカルにディスクを入れないでストレージにだけ入れてしまうこともできるし、ローカルディスクの金額でストレージ用サーバを構成すればいいか?

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Written by blacknon

インフラ系のSE。一時期はプログラマ。 仮想化とオープンソースに興味あり。一日中寝てたい今日このごろ。 スペインとかで働きたいなぁ…(シエスタがあるので)

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