ネットで調べものをしていたところ、Linuxのシステムやハードウェアの情報についてわかりやすく出力してくれる『Inxi』コマンドなるものを見かけたので、ちょっとインストールしてみることにした。 インストールコマンドは以下。 yumやaptからインストール可能だ。
sudo yum install inxi
sudo apt install inxi
インストール後は、普通にコマンドを実行してやればよい。 オプションなしでコマンドを実行することで、CPUやメモリ容量など、基本的なハードウェア情報を得ることができる。
inxi
blacknon@BS-PUB-UBUNTU-01:~$ inxi
CPU~Dual core Common KVM (-MCP-) speed~2266 MHz (max) Kernel~4.4.0-57-generic x86_64 Up~6 days Mem~264.7/1998.2MB HDD~42.9GB(12.6% used) Procs~144 Client~Shell inxi~2.2.35
その他、以下のようなオプションを付与することで諸々のハードウェア情報を得ることができる。
- -A … オーディオ・サウンドカード
- -S … Linuxカーネルやディストリビューションの情報
- -M … PCのモデルなど
- -C … CPU情報
- -I … メモリの利用状況
- -G … グラフィックカード情報
- -N … ネットワークカード情報
- -D … HDDなどのディスク情報
- -F … すべての情報を出力する
- -p … ディスクのパーティション情報
- -b … サマリを出力する
- -t c … CPU使用率の高いプロセスTOP5を出力する
- -t m … メモリ使用率の高いプロセスTOP5を出力する
- -w … お天気情報を取得する(-W Tokyo,Japanで都市を指定できる)
- -s … CPUの温度・ファンの速度情報を取得する
出力情報を見る限り、個人的にはdmidecodeよりは見やすいと思う。