コンソール上でリストから選択してsystemdの管理が行える『Chkservice』

調べ物をしていたところ、コンソール上でsystemdの内容をリスト表示し、そこから選択して管理が行えるTUIのツール『Chkservice』なるツールを見かけたので、試しに入れてみることにした。

1. インストール

Ubuntuの場合はリポジトリが用意されているようなので、そちらからインストールができる。

Ubuntuの場合

sudo add-apt-repository ppa:linuxenko/chkservice
sudo apt-get update
sudo apt-get install chkservice

CentOSの場合

CentOSなどにインストールする場合は、以下のようにコマンドを実行しコンパイルする必要がある(Fedoraの場合、dnfが使えるようであればそちらからインストールが可能)。 systemd-develやらncurse、ncurse-develなど結構色々と求められるので注意。

git clone https://github.com/linuxenko/chkservice.git
cd chkservice
mkdir build && cd build
cmake ../
make

rpmファイルであればすでにコンパイル済のものがあるようなので、それをインストールするというのも良さそうだ。 ここでは、最もテストがされていそうなUbuntuで進めていく。

2. 実際に使ってみる

それでは実際に使ってみよう。 以下のようにコマンドを実行する。 実行すると、以下の画面のようにsystemdの内容がリストで表示されるようになる。

sudo chkservice

?キーを押下することで操作方法が表示される。

あとは、リストから選択してサービスの有効/無効や起動/停止を行えばいい。 ちょっと触っただけだが、バージョンが0.1だけど結構良さげな感じ。