Linuxコンソール上で使えるEvernoteクライアント『Geeknote』

前回、Linuxコンソール上でDropboxを利用する方法について記述したので、今回はEvernoteを利用する方法についてを紹介する。
EvernoteをLinuxのコンソール上から利用するには、コンソール用のEvernoteクライアントパッケージ『Geeknote』を利用するとよい。

1.インストール

まずは、こちらのページを元に以下のコマンドを実行しパッケージのインストールから行う。

git clone git://github.com/VitaliyRodnenko/geeknote.git
cd geeknote
sudo python setup.py install

これでインストールが出来る。

次にEvernoteにログインを行う。
以下のようにコマンドを実行する。

$ geeknote login
Login: (Evernoteのユーザ名)
Password: (Evernoteのパスワード名)
Two-Factor Authentication Code: (Evernoteの2段階認証パスワード。設定していない場合はそのままEnterキー。)

これでログインが完了した。

2.コマンドの実行

さて、それでは実際にコマンドを実行してみよう。
まずはノートブックの表示。

geeknote notebook-list

デフォルトエディタの設定。例では、vimを指定している。

$ geeknote settings --editor vim
Changes have been saved.

ノートの作成。
<title>」にはノートのタイトルを、「<content>」にはノートの本文が入る。

geeknote create --title <title> --content <content>

事前にエディタを設定していれば、引数はタイトルを記述するだけでいい。編集の場合は「edit」オプションを用いる。
その他、利用方法については公式のドキュメントを見てもらいたい。