このブログだが、最近ちょっと重くなってきたので動作を軽くするためのプラグインをインストールしてみた。
そこで、どのプラグインをインストールしたのかについて紹介する。
1.WP File Cache
WP File Cacheは、PHPの変数の値をキャッシュして、MySQLのクエリ数を減らす事ができる、オブジェクトキャッシュプラグインだ。
使い方は、ただインストールして有効化するだけ。特に設定は必要無い。
2.MO Cache
MO Cacheは、Wordpressの翻訳ファイル(.moファイル)をキャッシュするプラグインだ。
WordPressは英語以外の文字で使用する場合、この翻訳ファイルを読み込んで日本語化してくれる。この処理に時間がかかるのを防ぐのが、このMO Cacheになる。
こちらも、使い方はインストールして有効化するだけ。ただし、オブジェクトキャッシュプラグインが有効化されている事が前提だ。
今回の場合は、「WP File Cache」を導入することで対応した。
3.DB Cache Reloaded Fix
DB Cache Reloaded Fixは、MySQLへのクエリをキャッシュ化するデータベース・キャッシュプラグインだ。
このプラグインを導入することで、Sleepプロセスの滞留を予防することができる。
インストールしてプラグインの有効化後、「設定」 > 「DB Cache Reloaded Fix By Ivan - Options」から有効にチェックをする必要がある。
4.Quick Cache
Quick Cacheは、WordPress上で動的に生成されたページをキャッシュ化するためのページ・キャッシュプラグインだ。
通常、WordPressでは毎回MySQLに問い合わせが行われ、PHPが整形・出力を行うため、そこを省略する事ができる。
WP Super Cacheというプラグインの後継で、無料版と有料版がある。
無料版でも機能としては十分なので、インストールして利用するといいだろう。
このプラグインに関しては、インストール後、有効化した後にメニューから設定を行う必要がある。
5.WP Widget Cache
WP Widget Cacheは、ページ・キャッシュプラグインと相互補完して、各ページに共通のウィジェット(たとえば、サイドバーのよく見られているページなど)だけをキャッシュしてくれるプラグインだ。
そのため、Quick CacheやWP Super Cacheなどと組み合わせる必要があるので注意。
インストール・プラグインの有効化後、「外観」 > 「カスタマイズ」からキャッシュさせるウィジェットに対し、キャッシュの保存期間(秒)を設定してあげる必要がある。
6.EWWW Image Optimizer
EWWW Image Optimizerは、WordPressにアップした画像を自動的に圧縮してくれるプラグインだ。
今までにアップした画像も、一括で圧縮することも出来る。
使い方については、こちらの記事を参照すると良いだろう。
7.Head Cleaner
Head Cleanerは、WordPressの各ページを構成するソース、特にCSSやJavaScriptを最適化し、表示速度を向上してくれるツールだ。
使い方については、こちらの記事を参照すると良いだろう。
なお、導入時には事前にバックアップを取得することをおすすめする。
このブログで上記の参考記事通りの設定を行った所、ページの表示途中でフリーズする事象が発生した。
8.Lazy Load
Lazy Loadは、ページの表示時に画像を後から読み込ませるプラグインだ。
こちらについても、使い方が分かりやすくまとまった記事があったので、そちらを参照してもらいたい。
以上8個のプラグインをインストール、設定した。
速度の測定結果を取得し忘れていたのでスナップショットを貼る事は出来ないが、体感上、速くはなったと思う。