Linuxのコマンドライン(CUI)で使えるテキストベースWebブラウザを使い比べてみた

以前、Linuxのコマンドラインでググる方法について記述したが、今回はその際に紹介したテキストベースWebブラウザというものについて、使い比べてみることにした。

今現在、Linuxで使えるテキストベースWebブラウザは以下の3種類のようだ。

  1. Lynx
  2. Links(ELinks)
  3. W3m

これらを実際にインストールし、Webページを見てみることにした。
なお、インストールはUbuntu 14.04 LTSに行うものとする。

1.Lynx

Linuxで使えるテキストベースのWebブラウザとしては基本のソフトウェア。
日本語での検索、表示にも問題なく対応しているため、迷ったらこのブラウザで問題無いだろう。
インストールは、以下のコマンドで行える。

apt-get install lynx

2.Links(ELinks)

次に、ELinksを使ってみる事にした。
こちらは、まともに日本語も表示されない上、検索フォームへの文字入力を行う事も出来なかった。
ただ、タブ表示を行う事ができるなど、コンソールWebブラウザの割に面白いものだった。

インストールは、以下のコマンドで行える。

apt-get install lynx

3.W3m

Emacs上で動作するWebブラウザ。
Emacsを開きながら操作ができるので、このエディタをメインで使っている人には利便性のあるブラウザであろう。

以下のコマンドでインストールをする。

apt-get install w3m-el

また、emacs上で起動させる場合は、「M-x w3m」と実行すれば起動する。