通常、Linuxコンソールではコマンドを用いるが、場合によってはファイルマネージャを用いた方が操作しやすい時もあるだろう。
そこで、今回はLinuxのコンソール上で利用出来るファイルマネージャ4個をまとめて紹介してみる事にした。
1. Midnight Commander
「Midnight Commander」は、Linux コンソール上で扱える代表的なファイルマネージャだ。
2画面型のマネージャで、日本語の情報も多い。
左右の画面はTabキーで切り替え。画面下にあるメニューはF1~F10がそれぞれ該当している。また、その場でコマンドの入力も可能。
以下のコマンドでインストール出来る。
sudo apt-get install mc (Debian/Ubuntuの場合)
sudo yum install mc (RHEL系の場合)
2. Vifm
vifmは、Linuxで利用出来るVimライクなファイラーだ。
使い方もVimのように利用できるようになっている。
以下のコマンドでインストール出来る。
sudo apt-get install vifm vim
3.ranger
rangerは、今回紹介するファイラーで唯一1画面型のファイルマネージャだ。
以前こちらでも紹介しているコマンドでもある。
以下のコマンドでインストール出来る。
wget http://nongnu.org/ranger/ranger-stable.tar.gz
tar xvf ranger-stable.tar.gz
cd ranger-1.6.1/
sudo make install