Linuxコンソール上で表計算を行える「sc」コマンド

今まで知らなかったが、Linuxのコンソール上でスプレッドシートを作成できる表計算コマンドがあるらしい。
今回は、それを実際に使ってみることにした。

まずは、以下のコマンドでインストールを行う。

sudo apt-get install sc

後は、「sc」コマンドを実行するだけだ。

…さて、これってどうやって使うんだろう?
「?」でヘルプ画面が表示されるので、以下にその画面を記載する。

以下に、このコマンドの基本的な使い方についてを記載していく。

移動

カーソルの移動は、矢印キーもしくは以下のキーで行える。

  • 「H」キー…左
  • 「J」キー…下
  • 「K」キー…上
  • 「L」キー…右

値の入力

値の入力は、実際に入力を行うデータに合わせて変わる。

数字を入力する場合は、「=」キーの入力後に行う。

文字列を入力する場合は、「>」キーの入力後に行う。

値の削除

値の削除を行う場合は、対象のカーソルで「X」キーを押下すればいい。

足し算、引き算等

単純に、「=」キー押下後「セル名 + セル名」として記述してあげればいい。

とりあえず、最低レベルの操作としては以上かな?
もうちょっと色々出来るようだが、正直、これならシェルスクリプトをその場で作って対応した方が早そう…

Excelには遠く及ばないなぁ…