前回、LinuxのシステムモニタリングをWEBページから行える『linux-dash』について記述したが、今回は同じくWeb上でシステムデータをグラフ化して表示してくれるツール『Monitorix』を紹介する。
このツールはディストリビューションごとにパッケージが用意されているようだ。
今回は、UbuntuとCentOSでインストールし、実際に使ってみることにした。
1.インストール
さて、まずはインストールを行う。
Debian/Ubuntu
sudo apt-get update
sudo apt-get install rrdtool perl libwww-perl libmailtools-perl libmime-lite-perl librrds-perl libdbi-perl libxml-simple-perl libhttp-server-simple-perl libconfig-general-perl libio-socket-ssl-perl
wget http://www.monitorix.org/monitorix_3.5.1-izzy1_all.deb
sudo dpkg -i monitorix*.deb
sudo apt-get -f install
RHEL系
yum -y localinstall http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
yum -y localinstall http://www.monitorix.org/monitorix-3.5.1-1.noarch.rpm
service monitorix start
2.Monitorixに接続する
さて、それでは実際にMonitorixに接続してみよう。
アクセスするURLは、「http://サーバのホスト名:8080/monitorix」になる。
まず、上記のようなページが表示される。
次はグラフを作成したいホストと内容、期間を選択して「OK」をクリックする。
実際にグラフを表示させた状態がこちら。
うーん、カラフルでいい感じ?にステータスを把握しやすそうだ。