今まで、Linux上で動作する複数台に同時にSSH接続して操作するコマンドClusterSSHや、ParallelSSHについて記述してきたが、今回はそれらと同じような操作をTeratermで行うというもの。
実はこの動作、最近(遅くても2010年以降)のバージョンであればデフォルトで搭載されている。
この機能はTeratermの「コントロール」 > 「ブロードキャストコマンド」で行う事が出来る。
実際の動作を以下のGIFで見てみよう。
これで大体の使い方は把握出来ただろう。
使い方としては、ClusterSSHのWindows版と言うとしっくりくるような気がする。
結局、クライアントとして渡されるOSなんてWindowsの方が多いんだし、それらに乗っているターミナルエミュレータの大体Teratermなんだから、これが一番扱いやすいかもしれない。
なお、もしこの機能が搭載される前のTeratermを用いている場合は、『Tera Term Pro アシスタント』というフリーウェアを利用することで、同様の操作が可能となっている。
『Tera Term Pro アシスタント』はこちらからダウンロード可能。
まぁ、Windows 7時代にダウンロード、インストールしたTeratermであれば、ブロードキャストコマンドには対応していると思うけどね。
…常識的に考えればね。
まさか、まだWindows XPを使ってるってこと…無いよね?(わかってていう)