個人的な趣味趣向だけど、たとえコンソールであったとしても派手でカラフルなものが好みだ。見ていて楽しくなるし、文字が色分けされていれば見やすく、設定ミスも減る。
というわけで今回は、LinuxやMacのコンソールをカラフルでかっこ良く、そして綺麗にするコマンドや設定を紹介したい。
紹介するコマンドについては、既存のコマンドを置き換えるものが多い。
1.color wrapper(CW)
以前、こちらでも紹介させて頂いたパッケージ。
ping、df、duの実行結果を、見やすいように色分けして表示してくれる。
インストール方法、それぞれのコマンドでの実行結果については、以前書いた内容を参考にしてもらいたい。
2.htop
topコマンドの内容を見やすく色分けし、CPUやメモリの使用率をバーで表示するモニタリングコマンド。
標準のコマンドとして用意されているtopコマンドよりもはるかに使いやすいため、エイリアスでtopコマンドと置き換えるといいだろう。
インストール方法は、こちらを参照してもらいたい。
3.screenFetch
以前にも紹介しているが、実行することでそのディストリビューションのロゴ(Macの場合はAppleのロゴ)とシステム情報をコンソール上に表示してくれるコマンドだ。
このコマンドを「.bash_rc」や「motd」等で自動実行させる事で、コンソール起動時に自動的にロゴを表示させることが出来る。
画像は、自宅で利用しているMac miniでコンソール起動時にscreenfetchを実行させたもの。なお、color wrapperで紹介している画像でも、CentOSで同様の設定を行っている。
4.dfc
dfコマンドの内容を、色分けとバー表示して分かりやすくしたコマンド。
以前コチラでも紹介しているので、インストール方法等はそちらを参照してもらいたい。
5.cdu
duコマンドをカラフルに分かりやすくしたコマンド。
こちらも以前記述しているので、インストール方法などはそっちを参考にしてもらいたい。
6.freec
freeコマンドの内容にバー表示などを追加し、よりユーザビリティを向上させたコマンド。
こちらについても、インストール方法は以前記述した内容を見てもらいたい。
7.lolcat
catでファイルを閲覧する際、虹色に内容を表示してくれるコマンド。
使い方やインストール方法については、このページに記述している。
8.ls++
lsコマンドを拡張したもので、列や容量等に応じて色分けがなされている。
インストール方法等については、こちらを参照してもらいたい。
9.powerline-shell
かっこいい表示といえばおなじみと言えるpowerline-shell。
画像は、macにpowerline-shellをインストール、設定したものだ。
インストールや設定方法については、こちらのページがよくまとまっていたので、参考にするといいだろう。
10.colordiff
標準のdiffコマンドの場合は色分けは無いが、こちらであれば各ファイルの差異を色分け表示してくれる。
インストールは、yumやapt-getで行えるので、インストールしエイリアスで既存のdiffコマンドと置き換えるといいだろう。
11.termdraw
valvallowさんのvallogに掲載されていたスクリプト。
色情報と表示させる絵の情報を組み合わせたファイルを読み込ませ、FF5のキャラクターを表示させる事ができる。
ソースコード等、細かい情報は上記ブログを参照してもらいたい。