前回、ターミナル上で画像の表示や動画の再生を行えるというターミナルソフト『Terminology』を紹介したが、今回もGUIを取り入れたターミナルソフトを紹介する。
動画を見てもらえればわかると思うが、lsコマンドで表示させたファイルに対し操作を行ったり、Tab補完時の候補表示も行ってくれたりと面白い動きをしている。
今回は、Ubuntu 14.04 LTSにこのソフトウェアをインストールし、実際に使ってみる事にする。
1.インストール
まずはインストールから。以下のコマンドを実行し、Ubuntuへインストールする。
sudo apt-get install git build-essential cmake intltool
sudo apt-get install valac libgtk-3-dev intltool clutter-gtk-1.0 libkeybinder-3.0-dev libgee-0.8-dev libnotify-bin libmx-dev
git clone https://github.com/p-e-w/finalterm.git
cd finalterm/
mkdir build
cd build/
cmake ..
make
sudo make install
これで『Final Term』がインストールできた。
2.『Final Term』を起動する
では、実際に『Final Term』を起動してみよう。
以下のコマンドを実行する。
finalterm
実行し、『Final Term』を起動した結果が以下。
後は好きにいじるだけだ。