仕事をする上で、上司や同僚との交流は避けられないもの。
そんな彼らのPCに、こっそり嫌がらせや、イタズラを仕込んでみたくなる…
今回は、そんなPCへの嫌がらせ、イタズラを紹介する。使用されているOSはWindows 7とする。
なお、ここで紹介した手法を実際にやって、何かしら問題があっても私は知りません!
自己責任でお願いします。
1.マウスの設定を左手(右手)用に変更する
マウスの設定を左右逆にすることで、左クリックが右クリックに、右クリックが左クリックとして扱われる。
設定方法は簡単で、[コントロールパネル] > [マウス]を開き、上記画面の「首と副のボタンを切り替える」にチェックを入れるだけだ。
2.マウスのポインター速度を変更する
マウスのポインター速度を異常に速くしたり、遅くすることで相手をイライラさせる。
設定は[コントロールパネル] > [マウス]を開き、[ポインターオプション]タブの所で速度を選択する。
その他、ポインターの軌跡を表示させてうざがらせるイタズラも効果的だ。
3.ホイールのメモリをいじる
マウスのホイール1目盛あたりでスクロールする量を異常な値にすることで、使っている人間がブラウジングやオフィスソフトを使う時に驚かせる事ができるだろう。
設定は[コントロールパネル] > [マウス]を開き、[ホイール]タブの所でスクロール量を設定する。
4.普段使うアイコンのリンク先を変える
デスクトップやタスクバーにあるアイコンのリンク先を変える事で、利用者が意図したものと違うプログラムを開かせる事が出来る。
デスクトップのショートカットキーであれば、右クリックをして[プロパティ]を、タスクバーであれば、アイコンを右クリックし、対象のプログラム名の所でさらに右クリックし[プロパティ]を開き、上の画面の[リンク先]の箇所でプログラムのパスを書き換える。
ちょっと悪質な内容だと、このリンク先を「shutdown.exe /r /t 0」などにして、そのアイコンを使用した際にOSが再起動するように出来る。
5.スタートアップ、タスクスケジューラにプログラムを仕込んでおく
スタートアップやタスクスケジューラでイタズラ用のプログラムを仕込むことで、起動時や特定の時間に実行させることができる。
適当に作成したイタズラ用のbatファイルとかを実行させるといいだろう。
6.画面の上下を反転させておく
以前、この記事でも書いた事があるが、Windowsは特定のショートカットキー(「Ctrl」 + 「Alt」 + 矢印キー)を押下することで画面を上下反転させたりすることができる。
この状態で放置されたら、PCに詳しくない人間はうろたえるだろう。
7.キーボードの言語を変更する
通常、会社で支給されるキーボードは日本語キーボードだが、レジストリの値を書き換えて英字キーボードとして認識させることで、キートップと入力されるキーが違う状況が作れる。
以下のコマンドをコマンドプロンプト上で実行することで、キーボードを英字キーボードとして扱わせる事ができる。
REG ADD "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\i8042prt\Parameters" /v "LayerDriver JPN" /d "kbd101.dll" /t REG_SZ /f
REG ADD "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\i8042prt\Parameters" /v OverrideKeyboardIdentifier /d "PCAT_101KEY" /t REG_SZ /f
REG ADD "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\i8042prt\Parameters" /v OverrideKeyboardSubtype /d "2" /t REG_DWORD /f
設定方法については、Windowsで英字キーボードを利用する手法について、以前記述した記事から持ってきた。
8.キーボードのキーマップを変更する
キーボードのキーマップを変更することで、使っている人間が押下したキーと別の入力をさせることが可能だ。
入力キーを入れ替えた際、ついでにキーボード本体のキー配列も入れ替えてしまう事で、そいつがまともなキーボード入力が出来ない体にしてしまうのもいいだろう。
キーマップの編集については、こちらの記事で詳細を記述している。
9.デスクトップのスナップショットを取り、壁紙に変える
ターゲットがデスクトップにショートカットキーや仕事で使うOfficeを大量においている場合は、デスクトップのスナップショットを取ってそれを壁紙として設定。
あとは、デスクトップ上にあるショートカットキーやファイルを別の所に移動してやる。
デスクトップをカチカチと猿のようにクリックし続ける姿が見れるだろう。
10.ブラウザのホームページを変えておく
よく使用するブラウザのホームページを変えておく。
例えば、Googleをホームページにしていた場合はYahooにしておくと、イラッとさせることができる。
さすがに、会社のPCでX◯ideoにするとか、風◯店のサイトにするのは度を越しているのでやめておこう。
11.ブラウザの検索エンジンを変えておく
ホームページを変更しておくのと同様に、検索エンジンを別のものにしておくのも効果的だろう。
例えば、Googleに設定されていたのを、Yahoo!やBingに変更するといいだろう。イラッとさせる事ができる。
12.hao123をインストールする
自分でインストールしてしまうと非常にウザイ「hao123」を対象者のPCにインストールする嫌がらせ。
正直、自分自身がやられたら本気で怒るかもしれない。
hao123のインストール方法については、こちらを参照。
13.IMEの辞書の内容を変えておく
IMEの辞書登録をいじり、変更しても気づかないであろう漢字を類似のものに変更する嫌がらせ。
地味かつ陰湿なイタズラだ。
たとえば、「おせわ」を入力する際、候補に「お世詩」などのように表示させて、「お世話」が表示されないようにするといったものだ。
単語の登録についてはユーザ辞書で追加を行い、既存の単語を非表示にさせる方法についてはこちらの作業をする事で実現できる。
以上、本当に実践する場合は、あくまでも自己責任でお願いします。