以前、jpgファイルからアスキーアートを生成するコマンド『jp2a』を紹介した事があったが、今回紹介する『ansize』はpngからアスキーアートに変換を行う事が可能だ。
pngということは、背景が透過している画像をアスキーアート化出来るということもあり、jp2aよりもキレイにアスキーアートにすることが出来る。
今回は、Ubuntu Server 14.04 LTSにインストールし、実際にアスキーアートに変換をかけることにする。
1.インストール
まずはインストールから。
事前に、goのインストールが必要になるので、以下のコマンドで対応する。
sudo apt-get install gccgo-go
export GOPATH=/usr/lib/x86_64-linux-gnu/go
goインストール後、以下のコマンドでインストールを行う。
sudo -E go get github.com/jhchen/ansize
これで、無事インストールが出来た。
2.アスキーアート化してみる
さて。コマンドは無事インストールできたので、実際に実行してアスキーアート化してみることにしよう。
一応、サンプルとしてピカ◯ューの画像が付いているのだが、jp2aでもお世話になったので、今回もミクダヨー初音ミクさんの画像を利用します。
↑これ
それでは、早速コマンドを実行してみよう。
$GOPATH/bin/ansize miku00.png miku00.ascii
…あれ?なんだか太ましくなっ(ry
とりあえず、ちゃんと透過して出力されています。
地味に、横幅の文字列を指定してアスキーアートのサイズを変更することもできる。
うーん、やはり、ミクダヨーさんのような二次元と三次元の狭間にいらっしゃるような方だと、キレイには出力出来ないのだろうか…
ちなみに、以下の画像はサンプルで付属しているピカ◯ュー。結構、キレイに出力されている。
RedhatやCentOSのロゴをこれでアスキーアート化して、「/etc/motd」に記述しておく、というのもちょっとおしゃれかも知れない…