Linuxのコンソール上で統計情報を計算する方法について調べていたところ、「st」というコマンドがそれを出来るようだということがわかったので試してみる事にした。
利用するOSはCentOS 7とする。

まず、以下のコマンドでインストールを行う。

yum install git perl-ExtUtils-MakeMaker
git clone https://github.com/nferraz/st
cd st/
perl Makefile.PL
make && make install

さて、それでは実際に使ってみよう。
基本的には、他のコマンドの出力をパイプで渡してやることで利用可能となる。

コマンド | st
[root@BS-PUB-CENT7-01 st]# seq 1 3 100 | st
N       min     max     sum     mean    stddev
34      1       100     1717    50.5    29.8747

find+lsとかと組み合わせてやれば、ファイルサイズの統計を計算したり出来るだろう。