社内のIT資産管理をすることになったので、なんかいいツールないかなと探していたところ、WebUIで使えるオープンソースのIT資産管理ツール『Snipe-IT』なるものがあると知ったので、入れて触ってみることにした。
インストールも簡単に行えそうなので、公式で用意されているこちらのマニュアルを元に進めていく。
なお、OSはCentOS 6およびUbuntu 14以降であればインストーラースクリプトが使えるようなので、CentOS 7を用いる。
1.インストーラーのダウンロード・実行
まずはインストーラーのダウンロード・実行から。
以下のコマンドを実行する。
wget https://raw.githubusercontent.com/snipe/snipe-it/master/install.sh
chmod 744 install.sh
./install.sh
インストールスクリプトを実行すると、いくつか質問をされるのでそれに回答していく。
回答後、動作に必要となるパッケージを含め自動的にインストールが進む。
DNSにホスト名などを登録していない場合は、IPアドレスを指定してやることもできる。
インストーラーのキック後は、中で実行されているmysql_secure_installationがパスワードの設定などについて聞いてくるので、都度入力をしていけばよい。
2.Webブラウザからインストール直後の設定
インストーラーを実行したら、コンソール上に表示されているURLへアクセスする。
これで、インストール直後での設定ができた。
あとは、ログイン画面から先ほど作成したID/PWでログインするだけだ。
触っている限り、登録した各種IT資産やライセンスは紐づけてやることもできるし、消耗品についても管理できるようだ。
少し触った限りでは実用に耐えれそうな感じ。プロフィール画面から設定をすれば日本語にもできるし、悪くないと思う。
うーん…
会社の環境にも導入しようかな、どうしよう。
一応、こちらにデモも用意されているようなので、導入を悩んでる人がいたらこれを触って考えてみるといいだろう。