調べもの中、「arpwatch」と似たような使い方ができるツール「addrwatch」というものを見かけたので、Ubuntu 14.04 LTSへインストールしてみることにした。
1.インストール
まずは、インストール前に前提となるパッケージ類をインストールしておく。
sdudo apt-get install autoconf pkg-config libpcap-dev libevent-dev libsqlite3-dev sqlite3
次に、Githubからソースをダウンロードしてコンパイルを行う。
git clone https://github.com/fln/addrwatch
cd addrwatch
./bootstrap.sh
./configure --enable-sqlite3
make
sudo make install
これでインストールが完了した。
2.動作させる
次に、「addrwatch」を実際に動作させてみる。
デーモンとして動作させない、ログなどに書き出さない場合は、以下のようにroot権限で実行すればよいだろう。
IPアドレス、MACアドレスを検知したら"ARP_REP"として出力される。
sudo addrwatch
デーモンとして動作させる場合は「-d」、ログを別の場所に書き出させるならば「-o」で指定できる。
そのほかにもいろいろと動作を指定できるようだ。