コンソール用のメールクライアント『lumail2』なるツールを見かけたので、ちょっと試してみたのでその備忘。 元々あった『lumail』というプロジェクトを元にして作られているらしい。 とりあえず、今回は公式の例の通りDebian系であるUbuntu Server 16.04で試してみる。
1. 『lumail2』のインストール
まず、以下のコマンドで必要となるパッケージ類を導入する。
sudo apt-get install -y build-essential libgmime-2.6-dev liblua5.2-dev libmagic-dev libncursesw5-dev libpcre3-dev make pkg-config libnet-imap-client-perl libjson-perl sendmail-bin
前提パッケージの導入後、以下のコマンドを実行してlumail2をインストールする。
git clone https://github.com/lumail/lumail2
cd lumail2
make && sudo make install
2. メールの設定
次に、メールクライアントとして使用するためのメール設定を行おう。 以下のコマンドで、雛形ファイルを配置する。
mkdir ~/.lumail2/
cp lumail2.user.lua ~/.lumail2/lumail2.lua
あとは、設定ファイルを編集してsmtpやimap含め、諸々の設定を行ってやれば良い。 設定後は、lumail2コマンドでメールの送信などを行ってやれば良いようだ。 imapにも対応しているようなので、なかなか悪くなさそうだ。 (例で送信にsendmail使ってるのは、まぁ置いといて)
lumail2