lsyncdを使っているシステムで、同じ設定を使っている(同期先ホストはお互いを指定)にも関わらず同期ディレクトリ数が違うという事があり、ちょっと引っかかったので備忘で残しておく。
lsyncdで2台構成の同期を行っていたのだが、/etc/lsyncd.confで定義しているステータスファイル(ここでは/var/log/lsyncd/lsyncd.status)を見ると、なぜかinotifyで監視しているディレクトリの数が違うということがあった。 カーネルパラメータはいじってあってinotifyのwatch上限の問題はクリアしている(そもそもそれなら起動しないはず)し、対象のディレクトリだけファイルも(片道だけ)同期されていないように見える。 なんなんだろうと色々調べていたところ、片方のノードだけディレクトリマウントされていないということが分かった。
図にしてみると↓みたいな状態。
はー、なるほどなー。こういう状態だとこうなるのかー。 今時なら、あまりsftpとかでのchrootのためにディレクトリマウントをするとかレアケース(そもそもノード分けるとかsftp使わないとかだと思う)だと思うけど、もし使っててlsyncdも使う場合はこういうトコも気をつけないとということか。