Linuxなどで定期的に特定のプログラムを実行したい場合、外部のジョブシステム(JP1だったりRundeckだったり)やcronで処理をすることが多いだろう。 だが、特定の日時に1度だけ実行したい、という場合は、atコマンドという日時を指定して、一度だけプログラムを実行させるコマンドを利用する場合が多い。今回は、そのatコマンドを使う上で覚えておきたい使い方をまとめてみる。

なお、ここではatと同じパッケージに含まれるatq、atrm、batchコマンドについても触れる。

1. 基本的な使い方

最初にも記述したことではあるが、atコマンドは指定した時間にジョブを実行するためのコマン...