Cephの管理・運用について、その瞬間のデータを保持する場合はスナップショットの取得が有効だ。
スナップショットを取得しておくことで、後からそのオブジェクトのデータを再取得することが出来る。
Cephでのスナップショットの取得には、radosコマンドを用いる。
1.スナップショット取得前の状態を確認する
まず、スナップショットを作成する前に、対象とするプールを確認しよう。
プールの一覧は、以下のコマンドで取得出来る。
rados lspools
[root@BS-PUB-CEPHADM ~]# rados lspools
rbd
.rgw.root
.rgw.contr...