
ldapsearchでユーザ名・最終パスワード変更日の一覧を作成する
仕事とかでActive Dir…
長い標準出力を見るときに重宝するlessコマンド。
LinuxやUNIXをある程度触っている人間であれば必ず触ってるであろう基本的なコマンドだが、今回はこのコマンドについての使い方をまとめてみることにする。
目次
lessは、基本的に長い(大きな)テキストファイルや標準出力を見る際に用いられる。
基本的には、以下のようにコマンドを実行して利用する。
コマンド | less
例)/proc/meminfoの出力内容をlessで見る場合
cat /proc/meminfo | less
この状態の時、上下キー(もしくは、jkキー)で表示範囲を移動する事ができる。
また、一番下に「:(コロン)」が見えていると思うが、ここでコマンドを入力したりすることで、viのように操作してファイル内の検索を行ったりすることができる。
以下、画面移動時に利用出来るキーを抜粋。
「:」で特定のキーワードを指定し、そのキーワードがある場所に移動させる事ができる。
以下、指定方法
less内で「&キーワード」とすることで、指定したキーワードを持つ行のみを表示させることが出来る。
例として、「nologin」というキーワードを指定すると…
こんな感じに、キーワードがヒットする行だけを表示してくれる。
絞り込みを解除する場合は、再度&だけで絞り込みをすることで、全文表示に戻すことができる。
「Ctrl + G」キーを押下する事で、ターミナル画面下に現在の表示範囲を出力させることが出来る。
「-R」オプションを付与してあげることで、色付きで出力する事が出来る。
つまり、以下のようにvimcatで開いたファイルをlessしたりすることが出来る。
vimcat ソースファイル | less -R
lessでは、以下のように複数のファイルを一度に指定することが出来る。
less ファイル1 ファイル2 ...
表示させるファイルを切り替える場合は、「:p」で前のファイル、「:n」で後ろのファイルに切り替える事が出来る。
ファイル表示中に「Shift + Fキー」を入力することで、tail -Fと同様に書き込みを待ち受ける事が出来る。
「–LINE-NUMBERS」オプションを付与することで、lessの出力に行番号を付与することが出来る。
less --LINE-NUMBERS ファイル
lessで開いているファイルを編集したい場合は、「v」で定義されているデフォルトのエディタで編集を行う事が出来る。