以前、画像や動画をアスキーアートに変換させてLinuxのターミナル上で再生させる方法について記述したが、今回の内容はその応用編。
Youtubeの動画をLinuxコンソール上で再生させる事が出来たので、その方法について記述しておく。今回の検証環境は、Ubuntu 14.04 LTSを用いる。

1.必要なパッケージのインストール

以下のコマンドを実行し、必要となるパッケージのインストールを行う。

sudo apt-get install caca-utils mplayer youtube-dl

2.コマンドの実行

さて、実際にコマンドを実行する。
以下のようにコマンドを実行することで、Youtubeの動画をLinuxコンソール上で再生させることが出来る。

mplayer -vo caca `youtube-dl -o test1.mp4 "https://www.youtube.com/watch?v=cs73NP6BQrs"`

再生が始まらなかった場合は、再度コマンドを実行してみよう。
実際にコマンドを実行した結果がこちら。

うん、ちょっときたないけど、確かにTeraterm上で動画を再生することが出来た。


~追記~

mplayerに「-quiet」オプションを付与することで、フレームレート表示がなくなり安定した再生が出来るという情報が入ったので試してみた。

mplayer -quiet  -vo caca `youtube-dl -o test1.mp4 "https://www.youtube.com/watch?v=cs73NP6BQrs"`

おぉ!すごい安定して再生出来たぞ!
情報をくれた人ありがとう!