Redmine3.2でバージョン管理もできるドキュメント管理プラグイン「DMSF」

ドキュメントの管理について、通常のファイルサーバだと管理が煩雑になったり間違えて上書きする人も出てきたりして、色々と面倒なことがある。
履歴管理についてはこちらにあるような方法を取ればなんとか行えるけど、端末がWindows以外だとシンボリックリンクを別途用意したり、面倒が多い。

で、ドキュメント管理システムとしてわざわざサーバを新たに作るのも面倒(権限管理とか)だったりなのだが、Redmineにあるドキュメント管理のプラグイン「DMSF」を使えば、そのあたりを大体クリアできる。プロジェクトごとに管理されるので、権限管理はそこに依存させればいいし。
Redmineのバージョンは最新版での確認をしているようで、2016年10月現在は3.3以降しか対応していないようだ。今回は3.2なので、バージョンを指定してインストールする。

インストールもRedmineプラグインだから簡単。以下のコマンドを実行する。

cd /var/www/redmine/plugins
git clone -b v1.5.6 https://github.com/danmunn/redmine_dmsf
bundle install
rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
chown www-data. -R ../

あとは、Webサーバのプロセスを再起動すればプラグインのインストールが適用される。
プロジェクトで有効にしてやれば、あとはフォルダやファイルのアップロードをするだけだ。