WebDavみたいに、Webブラウザからファイルを操作できるようにする『Cloud Commander』なるものを見かけたので、ちょっと試してみることにした。 画像などもブラウザ内でプレビューできるようなので、結構面白そう。 Node.jsで作られているようだ。 今回はCentOS 7にインストールして、サーバとしてアクセスする。 ちゃんと利用するのであればsystemdのserviceファイルを作成してやったりローカルのリバースプロキシをかましてのSSL化といった対応が必要になると思うが、今回はお試しなので行わない。
1. 『Cloud Commander』のインストール
まずはインストールから。以下のコマンドを実行する。
curl -SL https://rpm.nodesource.com/setup_7.x | bash -
yum install -y nodejs gcc-c++ make
npm i cloudcmd -g
npm i gritty -g
インストール完了後、以下のコマンドを実行することでCloud Commanderが起動する。
nohup cloudcmd --terminal --terminal-path "gritty --path here" --save &
2. ブラウザからアクセスする
さて、この時点でリモートのクライアントからブラウザにアクセスすれば利用できる状態になっている。
「http://IPアドレス:8000」でアクセスできる。
(検証なので、 面倒だから rootユーザで動作させたとはいえ、/が認証無しで出てくるか…)
アクセスできない場合はfirewalldなどでポートが空いてない状態だと思うので、ポートを開放するなどの処理をしよう。 WebDAVと違い、画像のビュー(F3キー)やファイルの編集(F4キー)もブラウザから行うことができる。 コンソール操作も行えるようだ。
さっと触った感じ、悪くなさそう。 ファイルのアップロード・ダウンロードも行えるので、使い勝手は良さそうだ。 ただ、業務とかで利用するには認証とかが無いのが気になるかも…。