前に自分の開発環境用のPCを買う際、デスクトップLinux用でiTerm2に代わるようなターミナルエミュレーターがなかったのもあって結局MacBookを買ったのだけど、またちょっと調べてみたところかなりいかしたターミナルエミュレータを見つけた。
GTK3を使ってて、言語はD言語で書かれているようだ。 以下のような特徴を持っているらしい。
- 背景に画像を設定可能(ただしプロファイル別には設定できない)
- プロファイルの自動切り替え機能
- ウィンドウの分割可能
- ターミナルのロギング機能
- ショートカットのカスタム機能
- 結構細かいプロファイルの設定
こんなターミナルエミュレータがあったとは知らなんだ(´・ω・`)。
上記は2019年現在の機能なのだけど、 こちら を見るとiTerm2ライクな機能(OSCエスケープでのProfileの切り替えなど
)をサポートすることも視野に入れてるらしい。現時点では OSCエスケープでの文字色、背景色の切り替え はできないようだけど、ロードマップを見る限りは将来的には対応してくれそう?な気はする。
とりあえず、まずは実際に触ってみよう。 今回は手元にあったUbuntu Desktop 18.04 LTSにインストールする。 Ubuntuの場合はパッケージが用意されているようで、 以下のコマンドでインストールできる。 (その他のディストリビューションの場合は、こちらのページからパッケージが用意されているか確認できる。Archは用意されてるっぽい。)
sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/terminix
sudo apt-get update
sudo apt install tilix
これでインストールは完了。 あとはtilixを起動するだけだ。起動後の画面はこんな感じ。
プロファイル別ではないけれど背景画像も設定できるし、結構良さげ。 感想としては、現状はまだiTerm2から移行したいとは思えないというのが本音ではあるけれど、今後も改修していくようなので先が楽しみな感じだ。