ペネトレーションテストのデータ管理システム『Kvasir』にNessusの脆弱性情報を登録する

ペネトレーションテストのデータ管理ツールである『Kvasir』で、Nessusで取得したスキャンデータをインポートさせる。 事前に取得したNessusのスキャンデータがある場合は、[Import] > [Nessus Scanfile]を開き、そこからNessusのスキャンファイルをインポートできる。

インポートされたデータを元に、こんな感じでまとめてくれる。

なお、ここを見ると一応Nessus...


ペネトレーションテストのデータ管理システム『Kvasir』にNmapのスキャン結果を登録する

今回は、先日導入したKvasirに、Nmapのスキャンデータを登録して結果を確認してみる。

1. 事前に取得したxmlファイルをインポートさせる

Kvasirサーバからアクセスできないサーバや事前に取得済みのNmapのXMLファイルがある場合、Webコンソールからインポートさせることができる。 NmapでのXMLファイルが必要な場合は、-oXオプションを付与することで取得できる。 例えば、以下のコマンドで取得可能だ。

nmap -v -A -oX $(date +%Y%m%d_%H%M%S)_nmapscan.xml 対象サーバ

xmlファイルが取得できたら、上部メニューよ...


Ubuntu Server 16.04へペネトレーションテストのデータ管理システム『Kvasir』をインストールする

調べものをしてたところ、ペネトレーションテストのデータを管理するためのシステム『Kvasir』というものを見かけた。 確かにペネトレーションテストの実行データをファイルサーバなどで管理しているといろいろと面倒だし、ちゃんと連携できるかといわれると難しいかもしれない。 こういったツールで管理するのもよさそうだ。 NessusやNmapのデータも管理できるようなので、とりあえずUbuntu Server 16.04 LTSにインストールして触ってみることにする。

前提条件として、以下が挙げられている。

  • web2pyの最新版が動作していること
  • データベースとしてのPostgreSQL...