前回、RabbitMQにキューイングされたログをGraylogで取得させるようにしたが、今回はさらにRabbitMQ側でSSL対応させて通信を暗号化させる。
証明書ファイルは(お金もないので)オレオレ証明書で作成する。
(Let's Encryptでもいいのだが、どうせローカルネットワーク内での検証なので)
1. SSL証明書の準備
まずはSSL証明書の準備から。
クライアント側(Graylog側)にクライアント証明書が必要になるので、CA証明書含めこちらを参考に作成を行う。
証明書作成後はRabbitMQへ送るのを忘れずに。
今回の場合は、「/etc/rabbitmq/s...
前回、fluentdを使ってRabbitMQにログを送信させたので、今度はそれをGraylogで取得させてみる(なお、Graylogでログを認識するために"payload_only"をTrueにしている)。
設定は簡単で、Graylogで[System] > [Inputs]を開き、[GELF AMQP]を選択して[Launch new input]をクリックする。
今回は、前回作成したRabbitMQクラスタにfluentdでログを送信する。
1. RabbitMQ側の設定
まず、事前にRabbitMQ側でvHostsなどの作成をしておこう。
ユーザは新規に「logger」ユーザを作成する。
■ vHostsの作成(「logs」)
rabbitmqadmin declare vhost name=/logs
rabbitmqctl set_permissions -p /logs guest ".*" ".*" ".*"
[root@BS-PUB-RABBITMQ01 ~]# rabbitmqadmin declare vhost...
Graylogでログ取得に使うキューイングシステムとしてKafkaをちょこちょこいじってたのだが、ちょっと用途に合ってないことが分かった(暗号化まわり)。
で、ほかに何か使えるのないかなと思って調べてたところ、GraylogはRabbitMQににも対応しているようだ。
なので、今回はRabbit MQを2台構成のクラスタで構築をする(ここでは、MasterをBS-PUB-RABBITMQ01、SlaveをBS-PUB-RABBITMQ02で表現する)。
OSにはCentOS 7を用いる。
なお、RabbitMQのクラスタ構成には互いを名前解決できる必要があるので注意。
1. Rab
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