Linuxのターミナル端末上からアスキーアートで画像表示 & 動画の再生を行う方法

通常、ターミナルといえば文字しか表示されないものである事は周知の事実だろう。
で、文字でアスキーアートとして画像を表示し、あろうことか動画の再生を行う方法があったので、紹介してみる。

ちなみに、動画の方はTeraterm経由で再生が出来たは出来たけど、さすがに重い…めっちゃカクついてるし、アスキーアートなので画質なんて「なにそれ?」状態ではあるが、その辺りは承知してもらいたい。
なお、検証にはUbuntu 14.04 LTSを用いている。

1.インストール

まずは必要になるソフトウェアをインストールするため、以下のコマンドを実行する。

sudo apt-get install caca-utils mplayer

2.画像の表示

さて、それでは実際にこのコマンドを使ってみよう。
まずは、コンソール上で画像の表示を行わせてみる。表示させる画像は以下。

…はい、初音ミクさんですね。ダヨーさんじゃないですよ。

では、実際に見てみよう。この画像は、名称「test.jpg」で保存されている。

cacaview test.jpg

ちょっと分かりにくいので、Teratermのフォントサイズを最低の4に変更して表示させてみる。

確かにミクダヨーさん初音ミクさんですね。無事、画像が表示されることが確認できました。

3.動画の再生

では、次は動画の再生を行ってみよう。
以下のコマンドを実行する。

mplayer -vo caca test-imac-cm.mp4

…うーん、まぁ、なんといいますか…
確かに見れるけどさぁ…視聴に耐えられるような状態ではないよなぁ…やっぱし。

とはいえ、ssh経由で、Ascii Artであるとはいえ、コンソールから動画が見れるとは、ちょっと面白かった。