以前、GIGAZINEさんの記事で『もし16種類のプログラム言語が武器になったら』という翻訳記事を見かけたので、それと似たような記事って無いのかな?と思って調べてみたところ、幾つか見つけることができた。今回は、そんなプログラミング言語を何かに例えている記事の一つとして、各プログラミング言語を車にたとえている「If programming languages were vehicles:」という記事があったので、翻訳して紹介してみる事にする。
1.C言語
C言語は、コンパクトでどこでも走ることができ、信頼性のあるJeep。
2.C++
C言語に比べ2倍のパワー、サイズを持つC++は、訓練無しに利用すると破壊してしまう扱いづらさからハンヴィー。
(なお、ハンヴィーは米軍の軍用車両として、Jeepの更新用車輌として配備されている。)
3.C
C++を一般の人が扱いやすくしたC#は、ハンヴィーの民間仕様車であるハマー。
一見、「それならC++(ハンヴィー)を使えばいいじゃないか」と思えるが、町中を走るのであれば、ハマーはハンヴィーと同じ力を持っている。値段も安い(習得しやすい)というのもポイントだろう。
4.Java
C言語をより使いやすくするとして作られたJavaは、仕事自体はするけれども、遅くてかさばり、さらに汚染を吐きちらす田舎者だとして、ピックアップトラック(軽トラ)。
5.Python
汎用性が高く、運転しやすい(扱いやすい)、便利なPythonは、高速でもなくセクシーさもないけれど、普段使いには最適であるとしてミニバン。
6.Perl
PerlはPythonと同じ用途で利用されるが、古い言語となって人気もなくなってしまった事から、元ヒッピーの人たちが使う車として例えられている。
7.LISP
LISPは、必要最小限な機能を有するプログラミング言語であり、古くから存在していることから、自転車。
アスリートやマニアな人たちであれば自転車のみで生活もできるが、それ以外の普通の人々は自転車のみでは生活できない。
8.Haskell
Haskellは、流行に合わせたLISPのようなものとして、自転車の亜種(ここでは一輪車)。
9.PHP
by http://www.dailyturismo.com/2014/07/y-is-for-yieldless-1987-yugo-gv.html
PHPは、お下がりで貰った危ない中古車のようなものだ。
この車は危険であり、死への罠も内包しているだろう。
10.Go
Goは、将来主流になるであろうと技術系オタクが主張する新しいおもちゃ(電気自動車)である。
とはいえ、都会内のみ移動するなど、範囲さえ制限すれば現時点でも実用的に利用することができるだろう。
11.COBOL
COBOLは、作られた当初は良いものであるだろうと考えられて作られたということで、キュニョーの砲車(蒸気自動車)。
12.MATLAB
MATLABは、特別な科学のために科学者たちが使う言語であることから、スペースシャトル。
(車じゃない…)
13.R
Rは、科学者たちがMATLABを買う資金が無いときに代替品として用いられるため、気球。
(これも車じゃない…)
14.OCaml
Ocamlは、ヨーロッパ圏の人間が好む独特な形状のバブルカー。
15.Javascript
Javascriptはゴルフカート。
たとえいいタイヤやレーシング仕様の塗装をしても、それは”ちょっとすごいゴルフカート”でしか無い。
以上、各プログラミング言語を車で例えた記事の翻訳でした。