以前に記述した、SELinux・iptablesの無効化のCentOS 7での対応方法。
基本的にはちゃんと設定してあげるべきなのだが、検証でのみ利用する場合だと不要なときもあるので、その時のための対応。
1.SELinuxの無効化
SELinuxの無効化については、他のディストリビューションと変わらない。
まず、以下のコマンドでSELinuxの停止を行う。
setenforce 0
次に、以下のコマンドでSELinuxの設定ファイル「/etc/selinux/config」を編集し、OS起動時にSELinuxが無効となるように設定する。
sed -i.bak "/SELINUX/s/enforcing/disabled/g" /etc/selinux/config
これで、SELinuxの無効化設定が完了した。
2.ファイアウォールの無効化
CentOS 7でファイアウォールを無効化する場合、まず以下のコマンドでファイアウォールを停止する。
systemctl stop firewalld
次に、OS起動時にファイアウォールが無効化されるように、以下のコマンドで設定を行う。
systemctl disable firewalld
以上で、CentOS 7でファイアウォールの無効化設定が行われた。