LinuxやMacのコンソール上からGoogle検索を行える『googler』というコマンドを見かけたので、入れてみることにする。 前にもコンソール上から利用できるWebブラウザについて記述したことがあったが、これはそのままGoogle検索を行ってくれるようだ。
今回は、とりあえずUbuntu Server 16.04 LTSにこのツールを導入して触ってみることにする。
1.インストール
ソースからインストールする場合は、以下のコマンドでインストール可能だ。
git clone https://github.com/jarun/googler/
cd googler
sudo make install
aptからインストールする場合は、以下のコマンドでインストールできる。
sudo add-apt-repository ppa:twodopeshaggy/jarun
sudo apt-get update
sudo apt-get install googler
2. 使ってみる
インストールが終わったら、実際に検索をしてみよう。 単純な検索であれば、以下のコマンドで行える。
googler '検索キーワード'
検索画面のページを進む場合はn、戻る場合はpキーで移動できるようだ。 そのほか、コマンド実行時に以下のようなオプションが指定できるようだ。
- -n N … 検索結果の件数をN個に変更する(デフォルトでは10個)
- -N … ニュースセクションから検索を行う
- -l LANG … 検索言語を指定する(jpで日本語、enで英語)
- -t dN … 検索する期間を指定する(hNでN時間前、dNでN日前、mNでNか月前、yNでN年前といった指定が可能)
- -x … もしかして検索を無効化する
- -w SITE … サイト内検索を行う
- --json … JSON形式で出力する
…あれ?これってもしかして被リンク調査に使えるんじゃ…? JSONで返ってくるし、期間も限定できるし…。 あまり頻繁にやりすぎるとreCAPTCHA出されちゃうかもだけど。