2017/02/18

バージョン管理するのもつらいし、ソース等はGitHubに移動することにした。
利用するのであれば、そちらを参照してもらったほうがいいと思う。

https://github.com/blacknon/TeratermListLoginMacro


先日作成したPythonスクリプトで鍵認証対応させたので、Teratermマクロでもやってみる。

1.SSHAutoLogin.ttl

変更点としては、こちらの内容に鍵認証を加えただけだ。

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Teraterm + screenコマンド(tmux)でマウススクロールを有効にする

Teratermでscreenコマンドやtmuxコマンドのような、仮想端末ウィンドウを分割出来るコマンドを実行すると、マウスホイールでのスクロールが効かず、上下キーと同じ動作(Linuxなどでは、コマンドの履歴が表示される)がされてしまう。
Ctrlキーを押下しながらホイールすることで画面のスクロールはされるのだけど、通常の状態と同じように、Ctrlキー無しでスクロールさせるにはどうすればよいのか?
そもそも、なぜCtrlキーを押下しながらだと正常にスクロールされるのか?

これは、screenコマンドやtmuxコマンドの実行時は、『アプリケーションカーソルモード』という状態に移行す...


一時的に各サーバの動作を監視したいとき、Teratermのウィンドウを複数表示させ、ブロードキャストコマンドで一括でコマンドを実行する事がある。
今回は、そんな時に利用できるよう、host.listに記述されたホストに対し連続でログインしコマンドを実行、ウィンドウを整列させブロードキャストコマンドのウィンドウを表示させるマクロを作成した。

基本的には、以前書いたログイン先を選択して自動ログインを行うTeratermマクロをカスタマイズしたものだ。
ファイルの種類などはこのマクロと同じため、メインとなるttlファイルの内容のみを記述する。


2017/02/18

バージョン管理するのもつらいし、ソース等はGitHubに移動することにした。 利用するのであれば、そちらを参照してもらったほうがいいと思う。


以前記述した、ログイン先をリストボックスで選択して自動的にログインするTeratermマクロをさらにもう少し改修・改良してみた。 変更内容は、リストに記述されているログイン先ごとに、どのiniファイルを読み込ませるのかを事前に定義し、サーバや種類ごとにウィンドウの色分けなどをさせる、というもの。

このマクロは...


Teratermマクロが書けなくても大丈夫!Teraterm Menuによる自動ログイン

以前より、Teratermでのサーバの自動ログイン対応について記述してきた。
しかし、それらはあくまでもTeratermマクロコマンドプロンプトからTeratermを実行させるような方法だった。

今回紹介するのは、Teratermのインストール時に同時にインストール可能なソフト、Teraterm Menuを用いた方法だ。

Teraterm Menuは、Teraterm ProjectがメンテナンスをしているTeraterm管理用の常駐ランチャだ。非常に簡単な方法で設定でき、GUIで設定ができるため、マクロが書けなかったり、コマンドプロンプトがあまり得意ではない人には便利な方...


TeratermでSSHポートフォワーディングを利用してLinux・UNIXサーバを踏み台にWindowsへリモートデスクトップを行う

システムの構築などをしていると、Windowsへのログインは踏み台サーバ(Windows Serverなど)を経由しないと目的のサーバへログイン出来ない環境というのをよく見かける。
皆で共有で使っているサーバだからと、踏み台サーバへの設定変更も容易に行えず、セッション数の制限から人と取り合いになることも少なくないだろう。

そんな環境でも、もしLinux・UNIXの踏み台サーバが用意されているならば、SSHポートフォワーディング(SSHを用いてローカルコンピュータの特定のポートに送られてきたデータを、別な通信経路を用いてリモートコンピュータの特定ポートに送信する)を行って目的のWindow...


TeratermとX Windowサーバでsshのx11フォワーディング機能を利用する

Oracleのインストール時などには良く使われているが、SSHではx11転送という機能がある。
UNIXライクのOSでは、GUIの処理をクライアント・サーバで分けて行わせる事が可能なのだが、この通信をsshに転送して利用する機能だ。

ようは、UNIX/Linux上で動作するGUI画面を、SSH経由でクライアントマシンで操作出来る機能だと思ってもらえれば良い。つまり、クライアント側をx11機能を提供するサーバとしてあげればいい。Windowsの場合、このx11機能を提供するサーバソフト(X Window サーバ)がデフォルトで存在しないため、別途用意してあげる必要がある。

で、この機能...


ログイン先を選択して自動ログインを行うTeratermマクロ(ユーザスイッチ対応・マクロでのログ強制管理etc…対応版)

2017/02/18

バージョン管理するのもつらいし、ソース等はGitHubに移動することにした。 利用するのであれば、そちらを参照してもらったほうがいいと思う。


以前記述した、ログイン先をリストボックスで選択して自動的にログインするTeratermマクロを改修・改良した。 といってもそんなに大きい変更はしておらず、以下の内容について変更を加えただけだ。

  • ログインユーザから管理者ユーザへのスイッチ(「su」もしくは「sudo su -」コマンドでの対応)
  • ログイン時...

Teratermでマクロを作成し、ログを取得させるようにした人であれば知っていると思うが、Teratermのログ取得は、TERATERMI.INIで自動取得設定がされていた場合、そちらが優先されてしまう。 つまり、Teratermマクロ側で指定した場所、名前ではなく、TERATERM.INIで指定した場所、名前で記録される。もちろん、そのログの中身も同様だ。

今回は、Teraterm側で自動ログ取得が有効になっている場合であっても、ログの取得をマクロ側で制御するための方法を記述する。 なお、この方法はTeratermのバージョンが4.73以降の場合に利用できる。

Teratermのログ...


コマンドプロンプトからTeratermで自動ログインを行う(マクロ不要)

以前、Teratermでリストファイルから選択したサーバに自動ログインを行うマクロを記述したが、TeratermではコマンドプロンプトからSSHコマンドのようにSSH接続を流す事が出来る事がわかったので記述する。
うまいこと使うことが出来れば、作業の省力化につながるだろう。

1.コマンドプロンプトで実行するコマンド

では、早速コマンドプロンプトでの実行コマンドを記載しよう。
以下のようにコマンドを実行する。

"C:\Program Files (x86)\teraterm\ttermpro.exe" サーバのIPアドレス(もしくはホスト名) /auth=password /...

2017/02/18

バージョン管理するのもつらいし、ソース等はGitHubに移動することにした。 利用するのであれば、そちらを参照してもらったほうがいいと思う。


今やっている仕事で作業の効率化を行うために、Teratermでのログイン先を選択して自動的にログインを行うマクロを作成した。 どうもこの現場ではコマンドの実行は自動化させるとNGのようなので、とにかくログインを行うところだけに特化させる。

方式としては、別途ホスト名、IPアドレス、ログインを行うユーザ名、パスワー...


これだけは最低限おさえておきたいTeratermの便利な機能8個

仕事でUNIX系のOSをリモート操作する場合、SSH接続を用いる場合が大半だろう。
その際、クライアント機としてはWindows OSを支給される事から、ターミナルエミュレーターを別途用意する必要がある。

今回は、Windowsにインストール可能なターミナルエミュレーターの中でも、特に利用される事の多い『Teraterm』で最低限覚えておきたい機能をまとめてみることにした。
なお、今回利用したTeratermのバージョンは4.80を用いている。

1.ログ取得機能

業務でTeratermを利用している人にとってはもはや説明不要かもしれないが、Teratermには操作ログ取得機...


Teratermの背景に画像を表示させる

通常、Windows系のOSからLinuxをssh接続し操作する場合、このTeratermやPoderosaなどのターミナルエミュレータソフトを用いて接続する。
で、Poderosaの場合だと画面の背景画像を設定できるんだけど、同じようなことがTeratermでもできそうなので、その方法について記述する。

なお、今回の検証では以下の画像を用いる。

うーん、つくもたんと迷ったんだけどね~。今回はこっちでいいかなと。

1.TERATERM.INIの設定

まずは、TERATERM.INIの設定を変更し、背景画像の表示を有効にする。
このファイルは、32bitOSであれば「...


今まで、Linux上で動作する複数台に同時にSSH接続して操作するコマンドClusterSSHや、ParallelSSHについて記述してきたが、今回はそれらと同じような操作をTeratermで行うというもの。
実はこの動作、最近(遅くても2010年以降)のバージョンであればデフォルトで搭載されている。

この機能はTeratermの「コントロール」 > 「ブロードキャストコマンド」で行う事が出来る。
実際の動作を以下のGIFで見てみよう。

これで大体の使い方は把握出来ただろう。
使い方としては、ClusterSSHのWindows版と言うとしっくりくるような気がする...