今までLinuxを利用していた場合、AIXやHP-UXを渡されると操作に違いがあって戸惑う事が多々ある。
特に、hisotry機能とタブ補完が利用出来ないのが不便だ。
とはいえ勘違いしないで欲しいのは、補完機能自体が無いわけではない。
ただ、ショートカットキーが違うだけなのだ。以下のキーで、AIX、HP-UXでもPATHの補完機能が利用出来る。
1.AIXの場合
AIXの場合は、[ESC]キー > [\]キーの順でキーボードを押下することで、PATHの補完機能を利用することが出来る。
今までLinuxを利用していた場合、AIXやHP-UXを渡されると操作に違いがあって戸惑う事が多々ある。
特に、hisotry機能とタブ補完が利用出来ないのが不便だ。
とはいえ勘違いしないで欲しいのは、補完機能自体が無いわけではない。
ただ、ショートカットキーが違うだけなのだ。以下のキーで、AIX、HP-UXでもPATHの補完機能が利用出来る。
AIXの場合は、[ESC]キー > [\]キーの順でキーボードを押下することで、PATHの補完機能を利用することが出来る。
LinuxやMac、Solarisなどでは当たり前に使っているhistory機能だが、HP-UXでは上下キーでは過去に入力したコマンドを利用することが出来ない。
そもそも、過去に入力したコマンドはHP-UXでは利用出来ないのだろうか?
先日、職場でHP-UXの高信頼性モード時のパスワードのハッシュ値が格納されている場所について調べる事があったので、その備忘。
通常、パスワードは「/etc/passwd」に、シャドウ化しているならば「/etc/shadow」に記述されているのだが、HP-UX独自で用意されている高信頼性モードの場合は、「/tcb/files/auth」フォルダ配下に保存されている。このフォルダの中には、アルファベット大文字/小文字1文字のディレクトリが存在しており、そのディレクトリ文字から始まるユーザの情報が個々のファイルで保存されている。
基幹系のシステムを作成する際、会社には検証機が無く、自宅に勉強用環境を作成するには専用ハードが必要で困る人も多いだろう。
今回はそんな人々のために、最初に1,000円支払えば以後は無料でUNIXのアカウントを提供してくれるサービス『Polarhome』を紹介する。
なお、支払われるのはあくまでも一般ユーザになる。root権限が欲しい場合は、別途月額2,000円となるので注意。
SSHログイン時に必要となるユーザアカウントをまず作成する。
左メニューから、「User account」をク...
HP-UXでkshを使ってSSH接続する際、「echo $LANG」で確認すると「ja_JP.SJIS」で設定されているにも関わらず、日本語入力が文字化けしてしまう事がある。
上のように、日本語で入力しようとすると
こんな感じで、文字化けしてしまう。
原因は、HP-UXはデフォルトでは端末からの入力文字を7bitまでしか認識しない設定になっているためだ。
このため、8bitで入力、転送される日本語が文字化けしてしまう、という事になる。
今の仕事で関わっているHP-UXはFC経由でストレージに接続しているのだが、今度この接続に用いているFCスイッチが交換される事になった。
で、その際にローカル側のN_PORT_IDが変更になるとの話になったので、今回はそのN_PORT_IDの調べ方を記述する。
そもそも、N_PORT_IDというものが何なの?と言う前に、N_PORTというものが何なのかというと『FCスイッチ側で、各ノードを識別するためのポート』の事で、Nはノードの略。N_PORT_IDは、そのN_PORTを識別するためのIDで、FCスイッチ側で各ポートに割り振るIDの事。
で、そのN_PORT_IDは当然サーバ側、スト...
今回は、HP-UXのパスワード方式をSHA-512に切り替える方法について記述する。 実はHP-UXのパスワードの暗号化方式なのだが、実はデフォルト状態ではSHA-512に対応しておらず、md5しか対応していない。 ではどうすればよいのかというと、HP社が出しているdepotでPHI11i3というものがある。これを適用すれば良い。
こちらのページからPHI11i3をダウンロードする。ここで注意したいのが、ユーザ登録がされている必要がある点。 ユーザ登録自体は無料だが、所属会社名などを聞かれる。
あとは、『Installing HP-UX P...
以前から、HP-UXでのパスワード設定を自動化、スクリプト化する方法について模索してきた。Teratermでpasswdコマンドを遅延入力してみたり、Linuxにあるchpasswdコマンドが無いかと調べてみたりしてきたが、今回の内容でexpectなど無しでもパスワードの設定、変更が自動化できそうだ。
といっても、大した事はしていない。そもそも、HP-UXしかり、Linuxしかり、usermodやuseraddのオプションで引数にハッシュ化したパスワードを指定するオプションが存在している。だから、パスワードをハッシュ化してこれらのコマンドにわたせばいいだけだ。
まずは以下のコマ...
先日、HP-UXのスクリプトで比較演算子がSyntax Errorになることがあった。
どうやら、kshの88だと「==」を利用できない事がその原因のようだ。
という訳で、kshのバージョン確認方法についてを記述する。
なお、今回紹介する確認方法はいくつかあるが、一部はHP-UXやAIXで利用できなかったものもある(Linuxでは利用できた)。
その点については、備考として記述しておく。
変数「$KSH_VERSION」をechoすることで、kshのバージョンを確認する。
$ echo $KSH_VERSION
Version...
基本的に、UNIX系のOSにリモートログインする際はsshでの接続を行うだろう。
このssh、設定ファイル(sshd_configなど)に変更を加えた場合、sshdサービスの再起動が必要になる。
今回は、各OSでsshdサービスの再起動を行うコマンドについてまとめていく。
CentOS 6まででsshdの再起動を行う場合、以下のコマンドを実行する。
sudo /etc/rc.d/init.d/sshd restart
CentOS 7の場合は、以下のコマンドを実行する。
sudo systemctl start sshd.service
HP-UXに関する個別設計書を作成するにあたり、全カーネルパラメータの説明(概要)を記述することになった。 とりあえず調べ物の基本としてGoogle先生で検索をするけど、全部取得出来なかったりと少々苦戦。
もう実機見たほうが早いということで、実際に実機を見ることにした。 以下のコマンドを実行し、カーネルパラメータの値とその意味を取得する。
kctune -v | grep -e Tunable -e Description > kctune_description
sed -e "/^Description/a ---------" ./kctune_description
HP-UXに対し、以下のようなパスワードポリシーを適用させようとしている。
LinuxやUNIXで、ユーザの次回ログイン時にパスワード変更を行わせるには、passwdコマンドを用いればいい。
Linuxで次回ログイン時のパスワード変更をさせるには、以下のコマンドを実行する。
passwd -e ユーザ名
もしくは、こちらのコマンドを実行する。
chage -d 0 ユーザ名
次回ログイン時の画面がこちら。
Solari...
ここ最近HP-UXを仕事で使っているので、その備忘。
ちょっとした理由で、kctune、HP-UXのカーネルをいじった際にsyslogにログが出力されるのか調べてみた。
以下のように、kctuneコマンドを用いてHP-UXのカーネルを編集する。
# date
Tue May 13 22:09:04 JST 2014
#
# kctune filecache_max=2031042560 filecache_min=203104256
==> Update the automatic 'backup' configuration first?
yes - Update backup...
Linuxでのrpmコマンドなどと同じく、HP-UXにもパッケージ管理コマンドが存在していて、「swinstall」というコマンドがそれに該当する。
で、このコマンドで「.depot」パッケージをインストールするんだけど…
# swinstall /tmp/T2801AA_1005.depot
======= 05/06/14 21:22:54 JST BEGIN swinstall SESSION
(non-interactive) (jobid=test-hpux-0014)
* Session started for user "root@t...